こう見えても僕は、よくヨイショをする。
もはや習慣になっている。
良くも悪くもだ。
ヨイショで世の中がうまく回るなら、安いもんだ。
何せいうだけならタダ。
相手のモチベーションを上げ、人間関係を円滑にするのにこれだけで済むなら安いもんだ。
しかし、これがうまくできない人も世の中多い。
そんなあなたにこのドラマをオススメします。
物語は、各話の主人公がゲーム「太鼓持ちの達人」を買ってプレイすることから始まる。
すると、各主人公が退治している「職場の人」との人間関係をシミュレートできるというものだ。
1.
何と言っても、手塚とおるの怪演が素晴らしい
スカッとジャパンや、半沢直樹などのドラマで最近よく見かける「手塚とおる」さん。
この人の演技は本当に面白いですよ。
2.
割と実用的
やたらネガティヴな人への対応方法など、結構実用的だったりする。
例えば、褒めても「いやいや私なんて」なんてポジティブ待ちしているような女子に対して
「頭良すぎるから心配しすぎなんですよぉ〜」というなど、確かに実用的なものが多い。
3.
反面教師になる
人は、自分の弱点を客観的に見れない場合がある。
このドラマに出てくる困った人の側面が、あなたにもあるかもしれない。
僕にはあった。
自覚できたら、改める事ができるから、ぜひ反面教師にしてもらいたい。
4.
俺の太鼓持ち人生
20代の頃から勤めていた会社は、とにかく上のいう事を聞く事が全てだった。
親会社、子会社それぞれと個々で存在するヒエラルキーが全てだったように思う。
飲み会のセッティングは率先して実施した。
役員が美しい美魔女社員の隣に座りたいと言えば席を用意した。
何が楽しいのかわからんババアしか居ないスナックで歌えと言われれば歌った。
僕が歌う「ウルトラソウル」は、その場にいる見ず知らずの客も含めて、店内をノリノリにさせるほどになった。
彼らを満足させ、社内の評判も上々だった。
これまで足を引っ張ってきた連中も僕に協力的になり、これからだなと思っていた矢先、
結局、全ての努力は震災の津波に流されてしまった。
これが、僕の太鼓持ち人生だ。
こう書くとネガティヴなようだが、このスキルは今もそれなりに生きている。
気づかいのスキルは、ストレングスファインダーでも「共感性」のスキルとして現れていて、
今でも僕を助けてくれる。
ヨイショが好きじゃない人。でも、やらなきゃいけない人。
このドラマを見たら、少しは「自分にもできるかも」と思えるかもしれません。
ゴールデンウィークにお家で映像を見て過ごすあなた。
選択肢にしてはどうでしょうか?
じゃ、またねー。