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出世する男達の法則

社会人になり、いろんな経験をして今に至る。

そして、僕らの年齢になると役職や収入に、ある程度の差がついてくる。

会社員として、今は3社目の会社に勤めている。
つまり、3名以上の上司に使えたことになるのだが、上司(部長、課長レベル)に好かれる人には、かなり偏りがあるように感じることが多かった。

今日は、僕なりに彼らの共通点を探してみた。
分析すると、以下のような目立つ特徴があった。

  1. 仕事、プライベート両面で何らかのコミュニケーションを取ろうとする
  2. 上下関係に非常に厳しい
  3. 成果のためには長時間労働を厭わない
  4. 何であれ、有言実行
  5. 上長とはコミュニケーションを密に取り、要員への支持は有無を言わさない何かがある。

他にも、パワポ使ったプレゼンが上手だったり、女子には表立って嫌われないなどのスキルを持つ。
こういう人は、事業部の責任者レベルには割と好かれる傾向があって、引き抜きにあったりすることも多い。
事実、僕が知っている人たちは、請われて就職してきた人たちが多い。

それだけを見ると、とても優れた人のように見える。
だけど、実は例外なく、すべての部下が一人残らず辞めてしまっている。

だから、せっかく課長レベルになっても、自分の派が無く、チームでやるビジネスがままならない人ばかりだ。

こんなに優れた人なのに、なぜなのか。。。
上記の特徴を、実は少しネガティブに表すと、こうなる。1から5の特徴は、そのまま下記のように置き換えられる状況だった。

  1. 仕事でも、休日でも、職場の仲間と連れ立って行動することが多い。
  2. 上の者の誘いには滅多にノーと言わない。
  3. 心身両方またはどちらかに不調を抱えている。
  4. ビッグマウス。
  5. 目下の人間へは別人のように当たりが強い

【解説】
悪意をできるだけ排除して書いたつもりなんだけど、やっぱりちょっとネガティブなイメージに見えてしまいます(汗
1.はいわゆる「飲む、打つ、買う」のすべてもしくはいずれかが含まれる。よって、結婚している部下などが多くなるこの年齢、継続可能なものが少ない。
2.は自分の言っていたことを上長の一声で逆らいもせず変えてしまい、メンバーの信用を失ってしまう。
3.誰だって鬱や胃潰瘍とかにはなりたくなりから「俺もああなるぞ!」とはならないだろう。。。
4.「分刻みのスケジュールの中やってるんだ!」って、お前は孫正義じゃないだろ。と突っ込むこっちでも恥ずかしいビッグマウスを平気で使う。昔みたいにネットのない閉鎖空間ならまだしも、すごい人は世の中に沢山居ることを、みんなもう知ってしまっている。
5.はもうリーダーの資格無しだ。こういうのがまかり通ったのはもうずいぶん前の話。今は、そんなわけにはいかない。

と、そんなこんなで、みんな辞めてしまっている。
でも、これって、もっとこうなったら良かったんじゃないのかと、僕なりに思っている。1ー5まで、対応して書き換える。

  1. ランニングなどの運動や、キャンプなどの一生役立ち、一緒に続けられるような趣味を持つ。
  2. 自分の思いを叶えるんじゃなく、部下の思いを叶える視点で上司に企画を通す。
  3. 自分がなりたい自分になるよう、心身の修養に努める(部下が自分のようになりたいと思ってもらうようにする)。
  4. 時間管理を徹底し、無駄な残業を排除してチームでワークライフバランスに取り組む。
  5. 常に一番弱い者を助ける。

上に立つ人は、できるだけ輝いて、美しくいて欲しいものです。誰だって、健康で文化的で充実した毎日を送りたい。

そう考えたら、こんな風に行動したらいいんじゃないかと思い、書いてみました。

じゃ、またねー。