非正規雇用が問題になって久しい。
来週は参院選だ。選挙の争点は幾つかあると思うけど、憲法改正と経済(アベノミクス)等が大きな争点の1つだと思う。
経済というと、大半の人の関心ごとは給料だ。
中でも、正規雇用と非正規雇用の間で大きな経済格差があるという問題は、僕らロスジェネにとって、無視できない問題だと思う。
実は、僕の周りでも結構この問題は深刻。以下の観点から分析してみた。
以下、3つのポイントがある。
1:正規雇用だから守られるって時代でもない
今の時代、大企業以外は正規雇用だから守られるってもんでもない。労働組合があるような企業以外は、まるで関係ないと思う。
2:非正規の何が問題なのか?
今の時代、どんな雇用契約で働こうが、自由だ。
8時間労働はせず、家で子供の相手をする人も多いし、そんなに長く働けない事情の人も居るだろう。
働き方を選べるという点は、凄くいいと思う。
問題になるのは、ズバリ給料だ。
その格差が問題。
同じ仕事をしてても、成果を出しても給与が全然違うなんて状況はザラにある。
その違和感といったら、、、未だに中世の身分制度みたいだ。
3:派遣労働法の抜け穴
実は、なんで2みたいな経済格差があるかというと、その理由の1つに中間搾取を許してるという問題がある。
正社員であっても、派遣された大手で常駐してるような仕事の場合、以下のような計算式になる。
(細かいところは割愛してザックリです。)
A(発注先企業が払う金)
B(派遣元の取り分)
C(社員の給料)
C=A-B
となる。
だから、どんなに発注元であるAがあなたを評価してくれたとしてもBである会社が儲かるだけ。
なので、社員の給料は上がらないんですよね。
お国もバカではないので、Bの中間搾取は二重三重にならないようにしている。
つまり、二重派遣はダメなんです。
しかしながら、最近知ったんだけど法の抜け穴があるとです。
通常、派遣会社から派遣会社に二重派遣する行為は違法となるのだけど、派遣会社Bからへ派遣ではなく出向という手続きをすることにより、事実上の2重派遣が可能となっている!しかも、儲けることに余念がない社長たちの間では、最早脱法の常識になってしまっているらしい((((;゜Д゜)))ガクガクブルブル知らんやった。。みんな悪どすぎだろ。どんだけ金がすきなんだorz
そうなると、給料の仕組みはこう変わってしまう
A(発注先企業が払う金)
B(派遣元の取り分)
D(出向先)
C(社員の給料)
C=A-B-D
となって、BとD両方から搾取される。
なので、株価が上がって時価総額が増えようが、あまり庶民に関係は無い。
と思います。
今日は難しい事かいてもーた。。
じゃ、またねん♪