先日、NHKの「オイコノミア」という番組で、佐藤可士和さんが出てたので、ちょっと見てみた。
その中で話題になってたのが、日本人の労働時間の長さ。けれど、これは実は裏付けがあって、働く時間が長いほど、自分の労働に関する満足度が高くなるという実験結果があるらしい!
つまり、「寝てない自慢」するような人たちがその満足度をアピールするのは、自明の理ってことだ。
これを、経済学の用語では中毒財というらしいgkbr
中毒って、、財なのか?
そして、番組の中でおそるべきことが言われていた。労働者を長時間働かせることの経営側の利点だ。
- 人を雇うコストの削減
- リストラのコストの削減
- 教育コストの削減
つまり、
- 8時間の労働を分け合って、2人で4時間ずつ働いてもらうと、採用コストがかかる。
- その仕事が無くなった時には、辞めてもらうのにコストがかかるが、少ない人数の方がコストは低い。
- チームごとの専業にしていると、企業側は教育をする必要があるが、そのコストも1りの人が担えば少なくて済む。
なるほど。確かにメリットがある。経営者目線では。
しかし、それって人が幸せになれない。そこで、番組が紹介していたある会社の取り組みがすごかった!
なんと、これまでかかっていた残業代を減らせば、その分を社員に還元する!というものだ。つまり、残業せずに効率的に働くことで、残業代がもらえる!という素晴らしい仕組みだ。
- チームごとに有休の取得率を上げる
- チームをまたぎ、残業や過重労働しているチームのサポートに入る
こういう目標を設定するらしい。素晴らしい。
なんと、結果として営業利益が倍になった!
いやすごいね。
中毒財は減らして、別の財を蓄えようぜ!
じゃ、またねーん♫