IT業界の末路


IT黎明期、僕は大学生だった。

Windows98が発売され、人よりいち早く、だいぶ後になってブームになったNapsterにハマっていた。

一方で自作パソコンやヤフオクで小遣いを稼ぎ、なんとか学費を納めていた。

あの時、ITの勢いは凄かった!

サーバを買い、ウェブサイトを作れるぐらいのスキルがあれば、一攫千金だったのだ。当時、初めて携帯にカメラが搭載され、僕はWEBの世界の可能性に大きな期待を寄せてた。

しかし今、ITで稼ぐのは難しい!

それは、いくつか理由がある。それは以下のようなものだと僕は考える。

1、単純に、需給関係が崩れた。

ホワイトカラーの中でも、IT産業を選択する人間が劇的に増えた。その結果、供給が増え、客がやたら相見積もりを取るようになったのだ。健全な競争といえば聞こえは良いが、今や単価の叩き合いだ。

2、日本のITは、他人任せ。

言い方が悪いかもしれないが、日本の法人は、ITに詳しい人間を社内に置かない。経理はおいても、ITは置かないなんて、本末転倒だ。そもそも、ITってパッと、サッと、簡単にできるイメージがあるらしく、特に地方の中小企業経営者には、その価値がわからないのだ。だから、なかなか金を払わない。だから、自分で雇おうとは思わないんだろう。その結果、儲かるのは提案を持っていく大手のITベンダーだけとなる。そして、そこの社員は多くは派遣で、労働分配率は極めて低い。

3、ニューリッチより、オールドリッチ。

特に地方の都市では、新しいものに食いついてくれるような経営者は少ない。中小企業の代表なんかは、iPhoneやsurfaceなどのデバイスには目が無いのだが、ソフトウエアやサービスなどの形が無いものには、なかなか金を払いたがらない。昔ながらの2代目が多く、やや保守的な面もあるから、なかなか浸透しないと感じてる。

とはいえ、この世界も暗黒だけでは無い。次回以降は、明るい未来について、語っていきたい。

じゃ、またねー!


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