忙しいと思う気持ちの正体

「藤田さんいつ寝てるんですか?」

個人で事業をしていた時、従業員の女の子からこんなことを言われた。

僕は当時、会社員をしながら個人で事業を立ち上げ、プライベートでもジェットスキーの免許を取得して思い切り遊びに興じるなど、アクティブな毎日を過ごしてた。

土日も事務所でパソコンやサーバのセットアップを行い、のんびりとテレビを見たりは出来なかった。

客観的に見れば忙しい状態だろう。
それでも僕は最高に楽しかった
残業100時間越えで自殺してしまった悲しい事件が世の中を駆け巡ったけど、僕は150時間残業しても、大好きなネットワークやサーバーを触りまくってた時は、楽しくて時間がたつのも忘れていた。

それは自分の時間を過ごしていたからに他ならない。
やりたい事をやっていたからに他ならない。

今、ホリエモンの「99%の会社はいらない」を読んでいて、僕はそう思った。

ホリエモンと僕とでは比較にならないが、世界中を飛び回り、様々な事業をしているホリエモンは、忙しくて鬱になったりしないようだ。

本の中に記載があるが、日本の労働人口の8割が会社員であり、みんなやりたくもない事を忙しくやっている。
自分の時間ではなく人に言われたから嫌々仕事をする時間を過ごしているという事だ。

自分が過ごしている時間が他人のものになってしまっているから忙しいと感じ、辛くなってしまう。

そんな人生を強制する会社なんて、確かに要らないんじゃないかと思う。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。