有名人の著書でも、鵜呑みにしてはいけない。

先日、ホリエモンの「君はどこにでも行ける」をAudible で読み終えた。全体的にして内容はとてもよく出来ていて、人にお勧めできるものだ。

けれど、改めて「著名人や有識者の言っていることでも、鵜呑みにはしてはいけない」と思うことがあった。

この本の中に、インドに着いて書いてある記述があった。「とにかく暑い」という事が強調されて書いてあった。

僕は、半月ほどインドのあちこちを旅した事がある。確かに、とても暑い地域もあったのだけど、北の方や高原地域はかなり涼しく、MA-1ブルゾンを着て旅したのを見覚えている。外国人が沖縄を旅して、母国で「日本はとても暑いよ」と言っていたら、北海道の人は「そうかなぁ?」と思うのと同じだ。

スペインのイビサ島のクラブはすごい盛り上がってる。日本も、竹富島や八重山諸島がそうなったら面白いだろう

と言ってたけど、僕は竹富島や八重山諸島は、ある程度あのままでいて欲しい。「星のや 竹富島」に泊まった事があるのだけど、あの島は自転車で一周できるコンパクトな島で、道の脇から水牛が出てきたり、地元のおばぁが話しかけてきてくれたり、そういう風情を楽しむのがすごく良かった。

あまり知られてないけれど実はホタルなんかもいる。そういうところにダンスホールで、泡パーティー(泡をホールに沢山ぶちまけて、結構楽しいらしい)の施設なんか、かえって観光地としての価値を落とす気がしてならない。

京都の町屋に、大阪の新世界をどーんって作っても、なんか違和感ありません?そんな感じです。

と、こんな風に、有名人や著名人の言ってる事が、必ずしも正しいとは限らない。

これは、内容を批判してるわけじゃなく、あくまで、著名人や有識者だから正しいって思い込みは、捨てたほうがいいというだけの話。その辺だけ強調しとこ。。

じゃ、またねー!

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